拡大鏡(ルーペ)

倍率について

コンセプト

 

手持ち式、据え置き型、それぞれにライトが付いたものなどがあります。
倍率は数倍から20倍程度が販売されています。
メーカーの表示する倍率には基準がありません。
A社が7倍と表記しているものと、B社が5倍と表記しているものが、同じ強さ(ディオプター)であったりします。
倍率を過信せずに、自分の目にあった強さの倍率を選ぶことが大切です。

 

 

歪みが少なく見える「目とルーペの距離」がある

 

コンセプト

 

据置型ルーペは、焦点距離があっていません。
そのため、調節力が必要です。老眼が強い方はルーペを使用される際に老眼鏡が必要です。
「見たい物の上に置けば、ピタッとピントが合ってよく見える!」という据置型ルーペの宣伝も目にしますが、それはある意味誤りです。

コンセプト

 


倍率や製品により、歪みが少なく綺麗に見える
「目とルーペ(レンズ)の距離 」は異なります。
これはメーカーの設計思想(レンズの表裏のカーブ差と非球面設計の内容)によるものです。
ルーペ選びは、こういった知識を基にアドバイスを受けながら選ぶことがとても大切です。

 

   


どのルーペも歪んで使えない・・・そう言って当社のロービジョンルームにお越しいただいた初老の男性。
どのルーペも倍率的には問題ない状態でした。
目に近づけ気味にしてご覧ください・・・アドバイスすると、
「よく見える!!」とたいそう喜んでいただきました。

もう自分の目では十分に見えない・・・
自分の目にあったルーペの使い方を知るだけで、「諦める」気持ちが喜びに変わるかもしれません。
適切な距離で見ないと、ルーペを通してみる周辺部の画像は歪みます。
歪んだ画像(文字)をルーペを動かしてみると、歪みが揺れとなり、目の疲れに繋がります。
「たかがルーペ、されどルーペ」です。
適切な倍率を求め、適切な使い方で見ることが、とても大切です。

 

ルーペの事例

60代女性。もう私の目では、色々なものが見えないのは分かっている。
でも、少しでもいいから見えるようになればと思って、やってきたの。
そうおっしゃったご婦人に、倍率選定をした後、あるルーペで文字を読んでいただきました。
「こんなに大きな文字ならば、いくら私の目でも見えるわよ!」
とおっしゃるそのご婦人が、読んでいる文字が何か分かったとき、ふと漏らした言葉
「私の目でも、まだ、天声人語が読めるんだ・・・」。
「読めますよ!ほら、きちんと拡大して見れば!!」
「私の目でも、もっともっといろんなものが見えるようになるかしら・・・」
打って変わって前向きになられたご婦人に、私たちも精一杯の知識アイデアで対応しました。
・・・売り物は、見える感動!です。